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2014年06月30日
某都議会でセクハラヤジが問題になりましたね。
ヤジっている議員は明らかに複数なのに名乗り出て謝罪をしたのは一人。。
当事者でない者がブログで、あ〜だの、こ〜だの言うのは好きではないので
これ以上は言及しませんが、報道を見る限り糾弾されるべき問題だと思います。
セクハラとは、セクシャルハラスメントの略で「性的嫌がらせ」という意味です。
職場におけるセクハラとは、相手の意思に反して、性的な発言や行為をすることにより
就業環境を悪化させることを言い、環境型セクハラと対価型セクハラがありますが、
詳細は別の機会にご説明します。
いつも引っかかるのが、「相手の意思に反して…」というところです。
たとえば同じ性的発言でも、「営業の○○さんならいいけど、総務の△△課長には
言われたくない。」ということも起こり得ますし。。
「うちの会社は××なことをしても、笑顔でスルーされますよ。」なんていう
浮世離れした会社風土もあり得るワケですし…。。
会社は、社員からセクハラの相談があれば対応をしなければいけませんが、
△△課長としては「営業の○○君も同じことをしてたじゃないか」なんて言いかねません。
極論を言えば「相手の意思に反しなければ許される」のですが、OKな人とNGな人に
線を引くのではなく、言ってはいけないこと、やってはいけないことをまとめて
周知・啓発したほうが、会社として対応しやすいと思います。
名古屋の社会保険労務士
情報バンク社労士事務所