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2014年08月21日
頭の回転が速く、キレっキレの仕事をする社員の話ではなく、ぶちキレる社員の話です。
約束の時間に遅れた社員がいました。
先輩社員は、遅刻した社員に対し、遅刻した理由、遅刻を回避できなかったのか、
事前連絡ができなかったのかを聞き、さらには日頃の仕事の進め方、気配りの
しかた、心構えなど、決して叱るわけではなく、諭すように言いました。
すると終盤に、遅刻した社員は明らかに不満に満ちた表情になり、先輩に向かって
「なんでそこまで言われないといけないんですか?」と反論しました。
別の社員は、仕事上のコミュニケーションの取り方、業務連絡の方法、取りまとめ方に
ついて、先輩社員からアドバイスを受けていました。こちらも叱る感じではなく、
もっとあぁしなさい、こうしなさいといった感じです。
この社員も徐々に納得いかない表情になり、後から聞くと「あの(先輩の)言い方が
気に入らない。」とか「先輩に嫌われてる。」などと言い出しました。
どちらも退社するとか退社しないとかの話になって、他の先輩社員からなだめられた後に
上記先輩社員に謝罪して収まりました。
いじめでも、パワハラでもありません。大きな声で怒鳴ったり、叱責したりもしていません。
10分程度の時間ですが、責められ続けると自身の存在まで全否定されているような
錯覚に陥るのでしょうか。。
それを受け入れることができずに反論している感じです。
自分のためと思って、素直に聞いてくれると変われるのですが…。
名古屋の社会保険労務士
情報バンク社労士事務所