2-6-2の法則

社会保険労務士ブログ

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2015年01月21日


働くイメージがある蟻や蜂にも、働かない者(虫)がいるそうです。
ただの休憩なら理解できますが、彼らは働く者たちをどういう目で
見ているのでしょうか?

組織の中で、優秀なグループ、普通なグループ、左記に該当しない(ダメな)グループ
に分けた場合、2対6対2になるといいます。
これが2−6−2の法則です。

蟻や蜂に2−6−2の法則が言えるかは不明ですが、会社組織や部署には言えます。
単に、上位2割のグループが「優秀に見える」とか、逆に下位2割のグループが
「劣って見える」という感覚的なものではないようで、たとえば、
10人の会社組織があり、2−6−2の法則に当てはめると
2人が優秀、6人が普通、2人が劣等となります。
このうち優秀な1人が組織から抜けて、普通な1人が入ったとします。
すると普通グループの1人が力を発揮して優秀なグループに入ります。

逆に、劣等な2人を解雇して、普通な2人を補充しても、やはり
2人が劣等グループを形成します。

もちろん、例外的な組織もあります。
2−8−0にしたり、4−6−0にもできると思いますし、10−0−0のような
ドリームチームを作ることも可能だと思います。
さらに、2−6−2は相対的な評価だと言えますので、劣等な2割でも、
他の一般的な組織よりレベルが高ければ優秀と言えます。

下位2割が発生しないように、または下位2割を底上げして
働く組織にしていきたいものです。


名古屋の社会保険労務士
情報バンク社労士事務所